GCPの魅力

GCPの魅力をご紹介します。

  • 先端技術がスゴイ

Googleは新技術の発明・普及に貢献し続けてします。例えば分散コンピューティングや機械学習などの技術は、ビッグデータ分析や人口知能など昨今特に重要視されている技術の基礎になっています。Googleの動向をチェックしておくことで、技術トレンドの最前線で何が起きているのか知ることができるかもしれません。

  • 提供サービスがスゴイ

Googleは革命的な新技術を、誰でも使いやすいサービスの形に落とし込んで提供してくれます。しかも破壊的に安い価格設定で提供しています。例えばビッグデータ分析や画像認識技術は本来、高額な投資を必要とするため個人や中小企業が気軽に利用できるものではありません。しかし、Googleの提供するBigQueryやVisionAPIといったサービスによって、誰でも気軽に使える技術になっています。

  • 実績がスゴイ

世界一高負荷なサービスはなんでしょうか。そうです、皆様ご存知「Google検索」です。Googleはこの高負荷なシステムを15年以上にも渡って運用してきた実績があります。それだけではなく「Gmail」「youtube」といった10億ユーザー規模のシステムを多数運営し、頻繁にソフトウェアのアップデートも行っています。これは途方も無い実績だと思いませんか。単純な件数や金額では測れない実力の証明だと思います。

  • インフラがスゴイ

世界一大規模なインフラを保有しています。単純な台数の問題では無いと思いますが、一説には90万台とも100万台とも言われています。またサーバ台数もさることながら、ハードウェアを内製したり、海底ネットワークケーブルを敷設したりと、性能と効率性を追求する姿勢が徹底しています。こういった企業努力が巡りめぐって私たち利用者の価格を決定していることを考えると、最終的にGoogleと価格競争できる企業はかなり限定されるのではないでしょうか。

  • GCPもスゴイ

ところでGCPはGoogleの他サービスと同じインフラで稼働しています。つまりGCPを利用するということは、GmailやYoutubeのインフラを私たちも使っているということです。これって興奮しませんか?世界一のインフラを自分達も使えるんです!また、インフラを共有しているということは、コストの観点からも大変重要でしょう。余計な設備や運用を維持しなくて良いのでコストを抑制できるなら、結果、低価格を実現できるでしょうから。

  • お買い得感がスゴイ

IaaSの場合、サクサク動くサーバーが月500円程度から使えます。リソースを細かく指定でき、課金も分単位なので無駄がありません。PaaSの場合さらにお得です。アップデートや監視、バックアップといった運用管理が一切不要なので、人件費が本当に0円になります。従量課金制で無料枠もあるので、個人や開発用途だと0円で済んでしまうケースも多いです。大企業ではさらにお得感が増すでしょう。BigQueryなどの高度な機能を、使った分だけの課金で利用できるので、大規模であればあるほど、破壊的なコストメリットを享受できます。

  • お金がスゴイ

2016年5月現在Googleは世界時価総額2位です。直接的なGCPの魅力ではありませんが、やはりお金があるということは今後サービスを改善する企業体力があるということなので期待できますね。ちなみにマイクロソフトは2位やアマゾンは9位です。大手クラウドベンダーは軒並みお金持ちですね!

  • 開発者に優しい

ドキュメントやサンプルが充実しています。また、管理ツール・デバッグツールも用意されているので開発するときに本当に助かります。大手らしくRuby、node.jsなど欲しい環境が順次サービスに追加されていくので、新技術を追いかけ続けられるのもエンジニアとして嬉しいです。また、AndroidやChromeなど普段からGoogle製品のインターフェースに慣れ親しんていると、GCPのインターフェースにも親しみを感じて違和感なく使うことができます。

  • アカウント管理が楽

Googleアカウントで権限を一元管理できます。システムごとにアカウントを追加したり削除したりといった手間がかからないのは、大変便利です。また個人単位でもグループ単位でもアクセス権限を管理できるので、セキュリティも柔軟に設定することができます。アカウントの管理がシンプルであるということは、地味ですがとても大きなメリットです。

  • コミットがスゴイ

クラウドのビジネス利用にコミットしており、実際毎年100億ドル(1兆円!)という莫大な投資をしています。2016年秋に日本リージョンを開設予定なので、今後のさらなるサービス向上にも期待できそうですね。また、Googleはオープンソースにもコミットしています。もちろんシェアや開発スピードといったビジネス上の理由はあるのでしょうが、ベンダーロックインを回避したいというユーザー視点を尊重する姿勢はありがたいですね。